
首都圏近郊外エリアで「7000万円台3LDK」が目立ち始めた。武蔵小杉や横浜のみなとみらい、浦和などで、駅に近いマンションの価格水準が上がっているのだ。このような価格上昇期には、以前から売っている「継続物件」の魅力が増す。割安さ、住戸のゆとり、そして設備仕様の充実ぶりが際立つからだ。
JR東海道線、横須賀線、根岸線「大船」駅から徒歩18分、JR京浜東北線、根岸線「本郷台」駅から徒歩11分の「クレヴィア大船」(伊藤忠都市開発)も、この3月に入居可能な「継続物件」の一つ。
全59戸は南向きの3LDK中心で、3700万円台からの設定。住戸の平均専有面積は70平方メートル前後となり、設備仕様のレベルも高い。浴室にはミストサウナが付き、窓にはペアガラス、キッチンには食器洗い乾燥機が標準設置される。加えて、同マンションには「良水工房」というシステムが全戸に標準設置される。
この記事は有料記事です。
残り906文字(全文1292文字)
投稿にはログインが必要です。
櫻井幸雄
住宅ジャーナリスト
1954年生まれ。年間200物件以上の物件取材を行い、首都圏だけでなく全国の住宅事情に精通する。現場取材に裏打ちされた正確な市況分析、わかりやすい解説、文章のおもしろさで定評のある、住宅評論の第一人者。毎日新聞、日刊ゲンダイで連載コラムを持ち、週刊ダイヤモンドでも定期的に住宅記事を執筆。テレビ出演も多い。近著は「不動産の法則」(ダイヤモンド社)。
注目コンテンツ