
電子メールの原型を発明した米国のプログラマー、レイ・トムリンソン氏が、3月5日に亡くなりました。1970年代、同氏は、米国防総省のネットワーク「アーパネット」を介して、2台のコンピューター間のメッセージ送信を初めて成功させました。いまや電子メールは社会の必需ツールです。同氏のアイデアにいったいどれほどの価値があったのか、想像もつきません。
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細川義洋
ITコンサルタント
1964年、神奈川県生まれ、立教大学経済学部経済学科卒。NECソフト(現NECソリューションイノベータ)、日本IBMでシステム開発やコンサルティングを行う。著書に「なぜ、システム開発は必ずモメるのか?」「IT専門調停委員が教える モメないプロジェクト管理77の鉄則」(日本実業出版社)などがある。