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毎月プラス300円「新2年縛りプラン」は得か損か

北俊一・野村総合研究所上席コンサルタント
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 読者のみなさんの大半は、スマートフォンの音声の料金プランを「期間拘束・自動更新付契約」、いわゆる「2年縛り」で契約しているだろう。

 本来は月額4200円(以下すべて税別)で電話かけ放題のプランが、2年間利用することを約束すれば、2700円に大幅に割り引かれる。しかし、2年以内に解約すると9500円の違約金(契約解除料)を徴収される。

 2年経過後、つまり25カ月目に1カ月間、違約金なしで解約できる期間が設けられているが(この春から2カ月間に延長)、何もしないと自動的に2年契約が更新される。同じキャリアーで長く使うユーザーにとっては大変ありがたいプランであるが、番号ポータビリティー(MNP)で他社に移るユーザーにとっては、違約金9500円が障壁となったり、トラブルの要因となったりしてきた。この「2年縛り」が今、新たな局面を迎えて…

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北俊一

野村総合研究所上席コンサルタント

1965年、横浜市生まれ。早稲田大学大学院理工学研究科修了。90年株式会社野村総合研究所入社。四半世紀にわたり、情報通信関連領域における調査・コンサルティング業務に従事。専門は、競争戦略、事業戦略、マーケティング戦略立案及び情報通信政策策定支援。総務省情報通信審議会専門委員。