メディア万華鏡

「保育園落ちた!」に即反応した週刊文春の女性目線

山田道子・元サンデー毎日編集長
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「保育園落ちた日本死ね!!!」ブログ賛同者の署名を受け取る民主党の山尾志桜里衆院議員(左端)=2016年3月9日、藤井太郎撮影
「保育園落ちた日本死ね!!!」ブログ賛同者の署名を受け取る民主党の山尾志桜里衆院議員(左端)=2016年3月9日、藤井太郎撮影

 快進撃の週刊文春。「週刊文春 スクープ連発なぜ」という新聞記事が載るほどだ。個人的には全く別の面に注目している。

 男の育休、本誌は断然応援したいーー。週刊文春3月3日号はこう宣言した。同号では、産休から2カ月半でキャスターに復帰した膳場貴子さんに独占インタビューし、夫が1年間の育休を取ったことを引き出した。

 さらに、経済産業省のキャリア官僚で育休を取得した山田正人さんら男性の体験談を交え、育休取得が進まない理由を探り、応援宣言をしたのだ。他の週刊誌が男性国会議員の育休取得なんてとんでもないと主張したのに対し、一線を画した格好となった。

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山田道子

元サンデー毎日編集長

1961年東京都生まれ。85年毎日新聞社入社。社会部、政治部、川崎支局長などを経て、2008年に総合週刊誌では日本で最も歴史のあるサンデー毎日の編集長に就任。総合週刊誌では初の女性編集長を3年半務めた。その後、夕刊編集部長、世論調査室長、紙面審査委員。19年9月退社。