経済プレミア・トピックス

北陸新幹線グランクラスは「はくたか」がオススメ

中村智彦・神戸国際大学教授
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北陸新幹線に連結されたグランクラス車内=2015年2月5日、幾島健太郎撮影
北陸新幹線に連結されたグランクラス車内=2015年2月5日、幾島健太郎撮影

北陸新幹線開業1周年リポート(3)

 東北新幹線で初登場し、北陸新幹線にも連結された「グランクラス」が、意外にもビジネス客には不評なようです。一方、新幹線開業で、北陸地方の企業は首都圏にビジネスチャンスを見いだし、攻勢をかけ始めています。神戸国際大学の中村智彦教授(地域経済論)による分析と解説です。

東北新幹線に初めて導入された「グランクラス」

 「(新幹線のファーストクラスといわれる)グランクラスにはもう乗らない。こりごりだ」と話したのは、北陸地方に拠点を構える大手企業の幹部社員である。「ゆっくりできるかと思ったら、うるさくてどうしようもなかった」と言うのだ。

 グランクラスは、2011年3月に東京駅と新青森駅間で運行が開始された東北新幹線E5系「はやぶさ」に…

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中村智彦

神戸国際大学教授

1964年、東京都生まれ。88年、上智大学文学部卒業。96年、名古屋大学大学院国際開発研究科博士課程修了。外資系航空会社、シンクタンクで勤務。大阪府立産業開発研究所、日本福祉大学経済学部助教授を経て、現職。専門は中小企業論と地域経済論。中小企業間のネットワーク構築や地域経済振興のプロジェクトに数多く参画し、TBS系「坂上&指原のつぶれない店」にも出演。