新しゅうかつ日記2016

東北の安宿で考えた仕事、将来、そして東京

内山勢・毎日新聞キャンパる編集長
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会社合同説明会に向かう学生たち=東京都江東区で2016年3月19日、竹内紀臣撮影
会社合同説明会に向かう学生たち=東京都江東区で2016年3月19日、竹内紀臣撮影

2016年2月29日(月) 東北の安宿にいた私

 東京の私立大文系学部3年、藤田唯さん(21)は就活解禁日の前夜、東北地方のゲストハウスの一室にいた。夕食付き1泊3300円の激安宿でパソコンに向かい、原稿を書いては消し、書いては消していたのだ。

 知らない街の安宿に一人でいると、何かから解放された気分になり、同時に孤独も感じる。東京では多くの大学3年生が就活の戦闘準備を始めているだろう。ちょっと不安になって、午前0時すぎに就活サイトにアクセスしてみたが、混み合っていてつながらなかった。

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内山勢

毎日新聞キャンパる編集長

1983年、毎日新聞社入社。山形支局を振り出しに、週刊「サンデー毎日」、大阪本社社会部、東京経済部各記者、週刊エコノミスト編集委員、BS11プロデューサーなどを経て、2010年4月から、毎日新聞夕刊で大学生が紙面を作る「キャンパる」の編集長。宇都宮大学と静岡大学で客員教授。