
景気とマーケット(5)
景気を見るうえで大切な経済指標は、六つあります。「国内総生産(GDP)」「個人消費」、鉱工業指数や日銀短観に代表される「企業活動」、完全失業率と有効求人倍率といった「雇用環境」「物価」、そしてマネタリーベースなど「金融関連」です。
前回の当コラム「『完全失業率3.2%』は人手不足で好景気なのか」で、最も重要な指標の一つである「国内総生産(GDP)」について説明しました。今回は、残る五つを説明します。まず、国の経済規模を表すGDPのなかで、6割を占める「個人消費」です。
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