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「鴻海会長のための会見」にシャープ高橋社長の悲哀

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記者会見後、握手をしながら言葉を交わすシャープの高橋興三社長(右)と鴻海精密工業の郭台銘会長=堺市で4月2日、久保玲撮影
記者会見後、握手をしながら言葉を交わすシャープの高橋興三社長(右)と鴻海精密工業の郭台銘会長=堺市で4月2日、久保玲撮影

鴻海・シャープ買収(3)

 堺市の液晶工場で4月2日行われたシャープ買収の契約調印の記者会見で、最前列に「Reserved for Hon Hai(鴻海の予約席)」と書かれた席が30席ほどあった。台湾の鴻海精密工業の郭台銘(かく・たいめい)会長が、買収契約に関わった金融機関や契約のアドバイザーを招き、席を用意したのだ。

 会見に先立って台湾の鴻海(ホンハイ)グループの幹部がマイクを握り、「鴻海が大変お世話になった、JPモルガン・アジアパシフィック会長兼最高経営責任者(CEO)を紹介したい」と述べると、この席にいた1人の外国人が席を立って一礼した。

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編集部

長く経済分野を取材してきた川口雅浩・毎日新聞経済部前編集委員を編集長に、ベテラン・若手編集者が経済・社会の最新情勢を追います。
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