メディア万華鏡

スマホ世論調査で「若者の政治意識」を把握できるか

山田道子・元サンデー毎日編集長
  • 文字
  • 印刷

 読売新聞の4日朝刊1面に載った全国世論調査の記事「消費増税『延期を』65%」を読み、「やったね!」と思った。

 消費増税延期を後押しするような世論調査の結果に、そう感じたのではない。

 記事に「調査方法を一部変更」とあり、2面に「おことわり」が出ていた。そこには、これまで電話方式の全国世論調査は固定電話限定でかけていたのを、4月から携帯電話にも広げると書かれていたからだ。

 そして、18歳選挙権の導入を前に、調査対象を「18歳以上」に広げた。「若者が何を考えているか」を世論調査に反映させるための変更だ。

この記事は有料記事です。

残り1277文字(全文1529文字)

山田道子

元サンデー毎日編集長

1961年東京都生まれ。85年毎日新聞社入社。社会部、政治部、川崎支局長などを経て、2008年に総合週刊誌では日本で最も歴史のあるサンデー毎日の編集長に就任。総合週刊誌では初の女性編集長を3年半務めた。その後、夕刊編集部長、世論調査室長、紙面審査委員。19年9月退社。