郵便事業会社唐津支店で田中操撮影
郵便事業会社唐津支店で田中操撮影

政治・経済ニッポン金融ウラの裏

上場日本郵政のカギを握る「郵便事業の生産性」

浪川攻 / 金融ジャーナリスト

 春闘では経営能力が問われる。昨年11月に株式上場を果たした日本郵政グループの経営陣にとっては、今春闘の着地は上場企業経営の手腕が初めて試された場面だった。果たして、どうだったか。

 3月17日に日本郵政グループ労働組合(JP労組)との間で妥結した内容は、ベースアップ(ベア)見送りと、年間一時金を昨年の「3・8カ月」から「4カ月」に上乗せするというもの。さらに上場への貢献の対価として、正社員には夏季一時金に8000円が上積みとなる。

 JP労組は6000円のベアを要求し、3年連続のベアを目指したものの、経営陣はそれを受け入れなかった…

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浪川攻

浪川攻

金融ジャーナリスト

1955年、東京都生まれ。上智大学卒業後、電機メーカーを経て、金融専門誌、証券業界紙、月刊誌で記者として活躍。東洋経済新報社の契約記者を経て、2016年4月、フリーに。「金融自壊」(東洋経済新報社)など著書多数。

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