20年後の暮らしとお金

税制メリットが大きい「確定拠出年金・個人型」

塚崎公義・久留米大学商学部教授
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 公的年金はサラリーマンに手厚く、自営業者には不十分な制度となっています。ただ、自営業者はサラリーマンと異なり定年が無いため、老後も元気な間は働いて収入が得られます。

 具体的には、自営業者は国民年金だけですが、サラリーマンには国民年金と、それに上乗せされる厚生年金があります。公的年金を家に例え、国民年金を「1階部分」、厚生年金を「2階部分」と呼ぶことがあります。

 さらに、企業によっては公的年金に上乗せして独自に企業年金の制度を設けている場合もあります。これは「3階部分」と呼ばれます。

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塚崎公義

久留米大学商学部教授

1981年、東京大学法学部卒、日本興業銀行(現みずほ銀行)入行。主に経済調査関係の仕事に従事した後、2005年に銀行を退職して久留米大学へ。「退職金貧乏 定年後の『お金』の話」「老後破産しないためのお金の教科書」「増補改訂 よくわかる日本経済入門」「世界でいちばんやさしくて役立つ経済の教科書」「なんだ、そうなのか! 経済入門」など著書多数。