新しゅうかつ日記2016

途方に暮れた「不安女子」が今では立派な就活生

内山勢・毎日新聞教育事業室委員
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会場には企業のパンフレットがずらりと並び、ついつい手にしてしまう=マイナビ合同会社説明会で、竹内紀臣撮影
会場には企業のパンフレットがずらりと並び、ついつい手にしてしまう=マイナビ合同会社説明会で、竹内紀臣撮影

 合同会社説明会に押し寄せた何千人もの就活生にただただ圧倒され、「何もわからない……」と途方に暮れていた中田めぐみさん(22)=東京の私立大経済学部4年=は、4月に入って次第に就活のリズムに乗ってきた。

 「エントリーシート(ES)書きと面接に追われています」。3月初旬は自信なげだったのに、1カ月ほどで余裕の表情を見せるようになった。

 本人いわく、7社にエントリーシートを出し、うち5社から連絡があった。2社が連絡待ちという。「この間、ある会社の社長の話が長いんで、寝てしまいました。アハハ」。1カ月前とは、やはり違う。

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内山勢

毎日新聞教育事業室委員

 1983年、毎日新聞社入社。山形支局記者を振り出しに、週刊サンデー毎日、東京経済部、週刊エコノミスト編集委員などを歴任。毎日新聞夕刊で大学生が紙面を作る「キャンパる」の編集長を10年務めた。現在は教育事業室委員。静岡大学で客員教授を務めるなど各地の大学でマスコミ関係の授業をしている。