新しゅうかつ日記2016

「寝不足とミスと強風」で心と傘が折れる日々

内山勢・毎日新聞教育事業室委員
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さあ、気合いだ。気を引き締めて合同会社説明会会場に向かう学生=竹内紀臣撮影
さあ、気合いだ。気を引き締めて合同会社説明会会場に向かう学生=竹内紀臣撮影

 3月下旬に冠婚葬祭系ベンチャーの内定が出た金子冬美さん(21)=東京の私大文系学部4年=は今も、会社の了解をもらって就活を続けている。

 「最近もいろいろあったんですよ!」。開口一番、金子さんは目をキラキラさせて話し始めた。

 4月中旬、日曜日の風の強い日だった。キャラクターデザインの会社に直接、エントリーシート(ES)を持って行った。

 ところが、紙袋に入れて持っていたESが強風でくしゃくしゃになった。しわを伸ばしてやっと提出したものの、帰り道で致命的な記入ミスがあったことに気付いた。さらに、強風で傘の骨が折れてしまった。なんてついてない日なんだ!と心が折れかかった。

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内山勢

毎日新聞教育事業室委員

 1983年、毎日新聞社入社。山形支局記者を振り出しに、週刊サンデー毎日、東京経済部、週刊エコノミスト編集委員などを歴任。毎日新聞夕刊で大学生が紙面を作る「キャンパる」の編集長を10年務めた。現在は教育事業室委員。静岡大学で客員教授を務めるなど各地の大学でマスコミ関係の授業をしている。