躍動する科学ベンチャー

形状やゆがみを瞬時に計測する4Dセンサーの実力

丸幸弘・株式会社リバネス最高経営責任者
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4Dセンサーのシャドーモアレカメラの一部=4Dセンサー提供
4Dセンサーのシャドーモアレカメラの一部=4Dセンサー提供

 科学ベンチャーの最前線を探る連載第11シリーズは、最先端センサー開発の和歌山大学発ベンチャー「4Dセンサー」が登場します。IoT(モノのインターネット化)が産業界を中心に注目を集めていますが、それを支える技術の一つであるセンサーへの関心も高まっています。リバネスの丸幸弘・最高経営責任者(CEO)と、4Dセンサーの柾谷明大(まさや・あきひろ)社長との対談を4回に分けてお送りします。【構成・田中学】

 ◆リバネス・丸幸弘CEO センサーなどの計測技術は、IT普及で大きく変わり始めています。4Dセンサーの技術は世界唯一で、橋など巨大構造物から電子部品の基板まで対応し、世の中に大きなインパクトをもたらすでしょう。柾谷社長は根っからの研究者で話し下手ですが、計測技術の研究に一生をささげたいという熱い気持ちの持ち主。じっくりと話を聞きましょう。

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丸幸弘

株式会社リバネス最高経営責任者

1978年神奈川県生まれ。東京大学大学院在学中の2002年6月にリバネスを設立。「最先端科学の出前実験教室」をビジネス化した。大学や地域に眠る経営資源や技術を組み合せて新事業のタネを生み出し、200以上のプロジェクトを進行させている。著書『世界を変えるビジネスは、たった1人の「熱」から生まれる。』(日本実業出版社)がある。