東芝の綱川智・次期社長(左)と志賀重範・次期会長=2016年5月6日、今沢真撮影
東芝の綱川智・次期社長(左)と志賀重範・次期会長=2016年5月6日、今沢真撮影

政治・経済東芝問題リポート

東芝社長選考の流れを変えた文芸春秋と米司法省

編集部

東芝・新体制発足へ(3)

 3月10日、月刊誌「文芸春秋」4月号が発売された。そこには「スクープ 東芝『不正謀議メール』を公開する」という衝撃的なタイトルの記事が掲載されていた。記事には次のような説明が書かれていた。

 「今回入手した資料は、東芝関係者がやり取りした電子メールの一部で、本人が削除したものを復元したフォレンジック・データも含まれる」「東芝の不正会計を調査した第三者委員会や金融庁、証券取引等監視委員会などが保有しているものだ」

 メールを復元した未公表資料を入手したという説明だ。記事には2013年3月のメールの内容が掲載された…

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編集部

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長く経済分野を取材してきた今沢真・毎日新聞論説委員を編集長にベテラン・若手編集者が経済・社会の最新情勢を追います。
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