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スマホ日用品化でドコモ「新機種年1回」の大変化

石野純也・ケータイジャーナリスト
ドコモの夏モデルは、スマホが5機種。例年に比べると、やや数は減っている
ドコモの夏モデルは、スマホが5機種。例年に比べると、やや数は減っている

 大手通信事業者の「夏モデル」が、間もなく登場する。

 auは先行して、「ギャラクシーS7エッジ」や「エクスペリアXパフォーマンス」を発表。NTTドコモはこれに、「アクオスゼータ」や「アローズSV」などを加えた、5機種を用意した。ソフトバンクもエクスペリアや「アクオスダブルエックス」を扱うほか、他社にない機種として、京セラ製の「ディグノF」も取りそろえている。

 これですべてが出そろったわけではないが、例年に比べ、夏モデルのラインアップはやや少なめだ。ドコモを例に取ると、昨年の8機種から5機種に数が絞られている。

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ケータイジャーナリスト

1978年、静岡県生まれ。慶応義塾大学総合政策学部卒。2001年、宝島社に入社。当時急速に利用者数を伸ばしていた携帯電話関連のムック編集に携わる。05年には独立してフリーランスのジャーナリスト/ライターに転身。通信事業者、携帯電話メーカー、コンテンツプロバイダーなどを取材、幅広い媒体に原稿を執筆する。業界動向を記したビジネス書から、端末の解説書まで著書も多い。