職場のハラスメントどう防ぐ?

「彼女になれ」で1300万円と接近禁止の重い代償

井寄奈美・特定社会保険労務士
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セクハラ編(2)

 独立行政法人労働政策研究・研修機構が2015年に実施した「妊娠等を理由とする不利益取扱い及びセクシュアルハラスメントに関する実態調査」によると、セクハラを経験した人の割合は28.7%でした。

職場にはセクハラがはびこっている?

 セクハラを受けた人の対応は、がまんした、特に何もしなかった63.4%▽会社の同僚に相談した14.4%▽上司に相談した10.4%−−です。多くの経験者が声を上げられずにいる実態がうかがえます。

 男女雇用機会均等法は、セクハラ防止のために、会社に雇用管理上の措置を講じることを義務づけていますが…

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井寄奈美

特定社会保険労務士

大阪市出身。2015年、関西大学大学院法学研究科博士前期課程修了。現在、大阪大学大学院法学研究科博士後期課程在籍中(専攻:労働法)。01年、社会保険労務士資格を取得。会計事務所勤務などを経て06年4月独立開業。井寄事務所(大阪市中央区)代表。著書に『トラブルにならない 小さな会社の女性社員を雇うルール』(日本実業出版社)など。http://www.sr-iyori.com/