メディア万華鏡

「月刊Hanada」はワック解任花田氏最後の大花火?

山田道子・毎日新聞紙面審査委員
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月刊誌「WiLL」(左)と月刊誌「Hanada」の6月号の表紙
月刊誌「WiLL」(左)と月刊誌「Hanada」の6月号の表紙

 月刊「Hanada」6月号が4月下旬、登場した。保守系月刊誌「WiLL」の編集長だった花田紀凱(かずよし)氏の責任編集で飛鳥新社から創刊された。両者は表紙の地色が「WiLL」は白、「Hanada」が黄色という違いだけで題字から表紙の見出しの配置・活字までそっくりだ。

 「創」5・6月号などによると、WiLLの発行元の「ワック」が、常務取締役だった花田氏を解任したという。結果的に花田氏とWiLL編集部全員がワックを退社し、飛鳥新社から新雑誌を創刊した。ワック側は同社の承認なく花田氏が飛鳥新社から新雑誌を出そうとしたから解任したと主張しており、決着していない。

 でも新たな保守系月刊誌「Hanada」の創刊は「WiLL」の足を引っ張るものではないと思う。「Wi…

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山田道子

毎日新聞紙面審査委員

1961年東京都生まれ。85年毎日新聞入社。浦和支局(現さいたま支局)を経て社会部、政治部、川崎支局長など。2008年に総合週刊誌では日本で一番歴史のあるサンデー毎日の編集長に就任。総合週刊誌では初の女性編集長を3年半務めた。その後、夕刊編集部長、世論調査室長を経て15年5月から現職。