セブン人事抗争の内幕

セブン&アイ「カリスマ」の落日はこの日始まった

毎日新聞経済部
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 セブン&アイホールディングスで起きた「前代未聞の権力闘争」を毎日新聞経済部が総力を挙げて取材し、単行本「カリスマ鈴木敏文、突然の落日 セブン&アイ『人事抗争』全内幕」(毎日新聞出版)として5月31日に出版しました。「コンビニの神様」鈴木敏文氏はなぜ、引退に追い込まれたのか。その「序章」と「第1章 緊迫の取締役会」の概要版を、経済プレミアで8回に分けて特別連載します。

 「社長交代案、否決されました!」

 2016年4月7日正午前、東京・大手町駅に程近いビルの6階にある毎日新聞経済部の分室に、大手流通グループ、セブン&アイ・ホールディングス(HD)の取締役会を取材していた浜中慎哉記者から電話が入った。

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経済の動きを追う記者の集団。金融市場の動き、企業動向、政府の経済政策や日銀の金融政策を日々追跡している。ワシントン、ロンドン、北京にも経済の専門記者を派遣している。