
株の知識(5)
長期投資を前提にするなら、ずっと保有し続けるというのも一つの手ではあります。ただ、株式の個別銘柄投資の場合、単純にそう言い切れないケースもあります。
株価が割安なところで買ったとしましょう。徐々にその銘柄が株式市場の注目を集め、大勢の投資家が買いに来たとします。当然、株価は値上がりします。時には、急騰するケースもあります。そのとき、どうすれば良いのか、ということです。
例えば500円の株価で買った銘柄が、短期間のうちに1000円になったとします。2倍です。さらにはPER(株価収益率)やPBR(株価純資産倍率)で見ても、割高になったとします。問題は、株価水準が割高になった会社の株式を、長期投資だからといって保有し続けるのが正しいのかどうか、ということです。
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