セブン人事抗争の内幕

セブン株主総会の参加株主が大きく減った理由

編集部
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2016年5月26日、戸嶋誠司撮影
2016年5月26日、戸嶋誠司撮影

 「カリスマ経営者」鈴木敏文氏の引退の場となった5月26日のセブン&アイ・ホールディングス株主総会には、株主1385人が出席した。前年の株主総会には1984人が出席しており、約600人減っている。4月以降、人事抗争がメディアに取り上げられ、注目された株主総会だが、なぜ、これだけ出席株主が減ったのか。

 「本年より試供品の配布はございません」

 セブン&アイの株主総会の会場となった同社の本社(東京都千代田区)は、JR四ツ谷駅から歩いて3、4分のところにある。駅から会場に向かう道に、こう書かれた看板を持つ係員がいた。株主に郵送された株主総会招集通知の表紙にも、「本年より、株主総会にご出席の株主様へお配りしておりました試供品はとりやめとさせていただきます」と目立つ形で注意書きがあった。

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長く経済分野を取材してきた川口雅浩・毎日新聞経済部前編集委員を編集長に、ベテラン・若手編集者が経済・社会の最新情勢を追います。
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