20年後の暮らしとお金

「国債の価格が上がると金利が下がる」のはなぜ?

塚崎公義・久留米大学商学部教授
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金融商品の基礎知識(4)

 日銀がマイナス金利政策を導入して以降、長期金利も大幅に低下して、最近ではマイナスとなっています。

 「長期金利」とは、政府が発行する10年物国債、すなわち10年後に満期が来る国債を買った人が受け取れる利回りのことです。「長期金利がマイナスになった」とは、10年物の国債を買うと、10年後に元本が減って戻ってくるということです。

 なぜ、そうしたことが起きているのでしょうか。今回は長期金利について考えてみましょう。

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塚崎公義

久留米大学商学部教授

1981年、東京大学法学部卒、日本興業銀行(現みずほ銀行)入行。主に経済調査関係の仕事に従事した後、2005年に銀行を退職して久留米大学へ。「退職金貧乏 定年後の『お金』の話」「老後破産しないためのお金の教科書」「増補改訂 よくわかる日本経済入門」「世界でいちばんやさしくて役立つ経済の教科書」「なんだ、そうなのか! 経済入門」など著書多数。