IT・テクノロジー知ってトクするモバイルライフ

マイネオ9月開始「高速レーン」は本当に速いのか

石野純也 / ケータイジャーナリスト

 「格安スマホ」などと呼ばれ、大手通信事業者から回線を借りるMVNOは、料金の安さを武器に加入者を増やしている。一方で、安さゆえの“落とし穴”があることも事実だ。

速度低下が起こりやすいMVNOの課題

 MVNOは、回線を通信の帯域(幅)単位で大手通信事業者から借りている。単位は10メガビット秒。これが、利用者に提供される総帯域となる。

 帯域は、道路でたとえると、道幅のようなもの。狭い道路に何台もの車が通ろうとすると渋滞が起こってしま…

この記事は有料記事です。

残り1588文字(全文1805文字)

石野純也

石野純也

ケータイジャーナリスト

1978年、静岡県生まれ。慶応義塾大学総合政策学部卒。2001年、宝島社に入社。当時急速に利用者数を伸ばしていた携帯電話関連のムック編集に携わる。05年には独立してフリーランスのジャーナリスト/ライターに転身。通信事業者、携帯電話メーカー、コンテンツプロバイダーなどを取材、幅広い媒体に原稿を執筆する。業界動向を記したビジネス書から、端末の解説書まで著書も多い。