セブン人事抗争の内幕

セブン指名・報酬委は何の目的で設置されたのか

毎日新聞経済部
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柏駅東口前の「そごう柏店」。2016年9月末に閉店することが発表されている
柏駅東口前の「そごう柏店」。2016年9月末に閉店することが発表されている

 セブン&アイ・ホールディングス(HD)のカリスマ的存在として、グループを思い通りに動かしてきた鈴木敏文氏にとって、セブン─イレブン・ジャパン社長の井阪隆一氏が退任を拒否したことは、予想外の展開だっただろう。

 鈴木氏は、次の手を打つ。取締役会の諮問機関として、役員人事や役員報酬の決定で社外の意見を取り入れる「指名・報酬委員会」を設置することにしたのだ。

 メンバーは、自分と村田紀敏・セブン&アイHD社長兼最高執行責任者(COO)のほか、社外取締役の伊藤邦雄・一橋大名誉教授と米村敏朗・元警視総監。社内2人、社外2人という構成だった。

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経済の動きを追う記者の集団。金融市場の動き、企業動向、政府の経済政策や日銀の金融政策を日々追跡している。ワシントン、ロンドン、北京にも経済の専門記者を派遣している。