「個人向け国債」の満期を前に新商品の説明をする銀行員=2010年12月、大久保渉撮影
「個人向け国債」の満期を前に新商品の説明をする銀行員=2010年12月、大久保渉撮影

くらし20年後の暮らしとお金

個人向け国債は銀行より金利が高く「国家保証」

塚崎公義 / 久留米大学商学部教授

金融商品の基礎知識(6)

 マイナス金利になってから、「個人向け国債」が注目されています。これまで個人で国債を買ったことのある人は少ないのですが、銀行預金より金利が高いということで注目されているようです。今回は、個人向け国債という選択肢についてご紹介しましょう。

普通の国債は、利払いと償還額が決まっている

 普通の国債は、当初から将来の利払い額と償還額(満期に払い戻される金額)が決まっています。この点は、銀行の定期預金と同様です。そうでない国債もありますが、それについては次回以降に記します。

 普通の国債には、個人だけが買える「個人向け国債」と誰でも買える「新窓販国債」があります。どちらも銀…

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塚崎公義

塚崎公義

久留米大学商学部教授

1981年、東京大学法学部卒、日本興業銀行(現みずほ銀行)入行。主に経済調査関係の仕事に従事した後、2005年に銀行を退職して久留米大学へ。「退職金貧乏 定年後の『お金』の話」「老後破産しないためのお金の教科書」「増補改訂 よくわかる日本経済入門」「世界でいちばんやさしくて役立つ経済の教科書」「なんだ、そうなのか! 経済入門」など著書多数。