高齢化時代の相続税対策

仲の良いきょうだいでも財産共有は避けるが吉

広田龍介・税理士
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 東京都区部に住むAさん(63)一家は妻(60)、長女(32)、長男(30)の4人家族だったが、10年前のある日、妻が家を出て行ってしまった。

 医療関係の資格を持つ妻は、もともと外で仕事をしたい気持ちが強かった。しかし、家事や育児に専念してほしいというAさんの希望でできなかった。結局、その対立が原因で、子供たちが大学生になった時点で別居することになったのだ。

 その後再三話し合い、家に戻る気がないなら離婚するように提案したが、妻は離婚に応じるつもりはなく、現…

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広田龍介

税理士

1952年、福島県いわき市生まれ。85年税理士登録。東京・赤坂で広田龍介税理士事務所を開設。法人・個人の確定申告、相続税申告、不動産の有効活用などを中心に幅広くコンサルティング活動を続けている。相続税に関する講演やセミナーも開催している。