株主総会リポート

修正動議を否決して178分で終わった東芝株主総会

編集部
  • 文字
  • 印刷
定時株主総会の会場に入る東芝の株主=2016年6月22日撮影
定時株主総会の会場に入る東芝の株主=2016年6月22日撮影

 東芝が6月22日に東京都墨田区の両国国技館で開催した定時株主総会は、会場の株主20人が質問に立った。会場の雰囲気が変わったのは、室町正志社長が「株主からの質問はあと2問でお願いします」と述べたあとに指名された株主の発言だ。

 この株主は、東芝の子会社である米原子力大手、ウェスチングハウスの経営問題と、不正会計との関わりについて次のように質問した。

 「不正会計の原因はウェスチングハウスの買収から始まっている。ウェスチングハウスは2012年度から1600億円の減損をしたが、東芝はこれを隠蔽(いんぺい)した事実がある。当時の取締役会はそれを認識していたのか。そして、不正会計を調査した第三者委員会に対してウェスチングハウスを調査対象から外させたのはだれか」

この記事は有料記事です。

残り1613文字(全文1941文字)

編集部

長く経済分野を取材してきた川口雅浩・毎日新聞経済部前編集委員を編集長に、ベテラン・若手編集者が経済・社会の最新情勢を追います。
twitter 毎日新聞経済プレミア編集部@mainichibiz
facebook 毎日新聞経済プレミア編集部https://www.facebook.com/mainichibiz