ニッポン金融ウラの裏

中堅証券が手がけるミャンマー版「米百俵」の陰徳

浪川攻・金融ジャーナリスト
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ミャンマーのヤンゴン中央駅=2015年11月29日、竹内紀臣撮影
ミャンマーのヤンゴン中央駅=2015年11月29日、竹内紀臣撮影

 株主総会シーズンである。連日、各所で上場企業の経営陣と株主が厳しいやり取りを行っている。そんなタイミングで、ちょっとした話を紹介したい。わが国証券業界とミャンマーの絆とでもいう出来事である。

 こう切り出すと、証券業界の多くの人が、日本取引所グループと大和証券グループの協力によって設立されたミャンマーのヤンゴン証券取引所を思い浮かべるにちがいない。ヤンゴン証券取引所は今年3月に取引を開始した。これは大きな貢献と評価できる。

 だが、今回、紹介したいのはまったく別の話である。中堅証券の一角、いちよし証券によるミャンマーへの取…

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浪川攻

金融ジャーナリスト

1955年、東京都生まれ。上智大学卒業後、電機メーカーを経て、金融専門誌、証券業界紙、月刊誌で記者として活躍。東洋経済新報社の契約記者を経て、2016年4月、フリーに。「金融自壊」(東洋経済新報社)など著書多数。