高齢化時代の相続税対策

娘の結婚を機に動き出した「戦略的同居大作戦」

広田龍介・税理士
  • 文字
  • 印刷

 東京都内のAさんは64歳。妻(61)と長男(33)、長女(29)の4人家族。子供2人は独立して生活している。2人ともこのまま独身を貫くのかと悩んでいたが、ようやく長女が相手を見つけ、結婚することになった。

 Aさんは長女から相手の男性を紹介された。話してみると、これがなかなかの好青年で、気に入った。結婚を前提とした2人の交際を認めることにした。だが、男性の家族構成を聞いて心配になった。

この記事は有料記事です。

残り1138文字(全文1332文字)

広田龍介

税理士

1952年、福島県いわき市生まれ。85年税理士登録。東京・赤坂で広田龍介税理士事務所を開設。法人・個人の確定申告、相続税申告、不動産の有効活用などを中心に幅広くコンサルティング活動を続けている。相続税に関する講演やセミナーも開催している。