ニッポン金融ウラの裏

EU離脱問題の市場乱高下で問い直される「金融教育」

浪川攻・金融ジャーナリスト
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国民投票で英国のEU離脱が決まり、1万5000円を割った日経平均株価=2016年6月24日午後3時、内藤絵美撮影
国民投票で英国のEU離脱が決まり、1万5000円を割った日経平均株価=2016年6月24日午後3時、内藤絵美撮影

 英国の欧州連合(EU)離脱問題で金融市場が動揺を来していることはさまざまなメディアで報じられている。今回はその余波を別の角度からとらえてみる。

 近年発生した代表的な金融市場の動揺と言えば、やはり、サブプライムローン問題からリーマン・ショックまでの国際金融危機である。そのなかで、米国では各種の金融商品に投資したり、あるいは、返済能力を度外視してローンを借りたりした一般国民に多大な損失が発生した。

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浪川攻

金融ジャーナリスト

1955年、東京都生まれ。上智大学卒業後、電機メーカーを経て、金融専門誌、証券業界紙、月刊誌で記者として活躍。東洋経済新報社の契約記者を経て、2016年4月、フリーに。「金融自壊」(東洋経済新報社)など著書多数。