くらしマンション・住宅最前線

3億円超マンションの新しい売り方「アンダー」とは

櫻井幸雄 / 住宅ジャーナリスト

 都心マンションは今年のはじめ、坪単価(3.3平方メートルあたり)が1000万円ラインを超えた。100平方メートルで3億円という水準で、東京都港区内で「15億円」の住戸が分譲されたことは、3月3日の記事で報告した。その後、都心高額マンションはどうなったか。最新の動きを報告したい。

 じつは、値段の上昇は止まっていない。坪単価で1000万円を大きく超える住戸が売り出されている。が、多くの人は「そんなマンション、見たことない」というだろう。実際、坪単価1000万円超えの物件は、表に出ていない。「アンダー」で限られた人だけを対象に販売されている。

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櫻井幸雄

櫻井幸雄

住宅ジャーナリスト

1954年生まれ。年間200物件以上の物件取材を行い、首都圏だけでなく全国の住宅事情に精通する。現場取材に裏打ちされた正確な市況分析、わかりやすい解説、文章のおもしろさで定評のある、住宅評論の第一人者。毎日新聞、日刊ゲンダイで連載コラムを持ち、週刊ダイヤモンドでも定期的に住宅記事を執筆。テレビ出演も多い。近著は「不動産の法則」(ダイヤモンド社)。