自動車不正リポート

日産頼みで体質が変わるか 三菱再生への疑心暗鬼

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資本業務提携の発表のため、記者会見場に入る日産のカルロス・ゴーン社長(左)と三菱自動車の益子修会長=2016年5月12日、徳野仁子撮影
資本業務提携の発表のため、記者会見場に入る日産のカルロス・ゴーン社長(左)と三菱自動車の益子修会長=2016年5月12日、徳野仁子撮影

 不正が発覚した東芝、三菱自動車はそれぞれ再生に向けて走り始めている。週刊エコノミストの金山隆一編集長と、経済プレミアの今沢真編集長の対談は、両社が再生に向かう課題について話が及びます。【司会は山口敦雄・毎日新聞出版図書第二編集部編集長代理】

 −−日産自動車の傘下に入ることで、三菱自動車は再生に向かうでしょうか。

 金山隆一・週刊エコノミスト編集長 三菱自動車はもともとダイムラークライスラーと資本提携していましたが、リコール隠し発覚後、提携を解消され、三菱グループの「御三家」が支えたという経緯があります。とある企業の人が、今回、「三菱の人たちは、ダイムラーからルノー(日産自動車)に代わっただけで、ラッキーと思ってますよ」と言うんです。もし、三菱の中にそういう感覚があるとしたら、起こした事件の重大さを全く自覚…

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編集部

長く経済分野を取材してきた川口雅浩・毎日新聞経済部前編集委員を編集長に、ベテラン・若手編集者が経済・社会の最新情勢を追います。
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