高齢化時代の相続税対策

ケーキ店を継いだ3姉妹長女の「美しいしまい支度」

広田龍介・税理士
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 東京都内に住むA子さん(77)はケーキ店を営んでいる。戦後まもなく両親がパン屋を始め、3人姉妹の長女だったA子さんは27歳のころ、店を手伝いながらケーキ作りを始めた。

 お店は駅前商店街の好立地。高度経済成長の真っただ中で商店街には活気があり、パンとケーキは飛ぶように売れた。

 建物は木造の2階建てで、1階にお店と事務所、その奥に工場がある。2階は住まいに使っていたが、あまりに売れるため、一部がパンとケーキの材料倉庫と化すほどだった。

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広田龍介

税理士

1952年、福島県いわき市生まれ。85年税理士登録。東京・赤坂で広田龍介税理士事務所を開設。法人・個人の確定申告、相続税申告、不動産の有効活用などを中心に幅広くコンサルティング活動を続けている。相続税に関する講演やセミナーも開催している。