
金融商品の基礎知識(13)
損害保険、医療保険についても、生命保険と同様に、加入には慎重な検討が必要です。保険は期待値としては「損な賭け」です。万が一の時に路頭に迷う可能性があるか否かを検討し、何とかなりそうならば保険に加入しない、という選択肢も検討しましょう。
損害保険は必ず必要とは限らない
火災保険は、普通は加入するでしょう。しかし、たとえば「親の家を相続したが、誰も住んでいない」という場合には、火災保険は不要でしょう。親が加入していた火災保険の名義を相続人が引き継いでいる場合には、解約を検討しましょう。
自宅であっても、たとえば「郊外の広い家に住んでいるが、子供が独立したので都心の狭いマンションに引っ越しを考えている」という場合には、火災保険は不要でしょう。自宅が火事になってしまっても、更地にして売れば良いだけです。日本では古い木造家屋は売る時の価値はほとんどありません。
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