IT・テクノロジー知ってトクするモバイルライフ

格安スマホに広がる「月850円」定額通話のお得感

石野純也 / ケータイジャーナリスト

 大手通信事業者に限定されていた音声通話の定額プランが、格安スマホにも広がりつつある。格安スマホで一般的な従量制の通話料は、通話の多い利用者が乗り換える際の障壁になっていた。定額プランが広がることで、より安心して格安スマホを選べるようになるとともに、事業者にとっても収益増のチャンスになる。

 大手通信事業者から回線を借りるMVNOが、通話定額を実現できなかったのは、そのビジネスモデルに理由がある。

 自前で設備が持てるデータ通信サービスと異なり、現状の仕組みだと、音声通話は大手通信事業者のものをそ…

この記事は有料記事です。

残り1486文字(全文1735文字)

石野純也

石野純也

ケータイジャーナリスト

1978年、静岡県生まれ。慶応義塾大学総合政策学部卒。2001年、宝島社に入社。当時急速に利用者数を伸ばしていた携帯電話関連のムック編集に携わる。05年には独立してフリーランスのジャーナリスト/ライターに転身。通信事業者、携帯電話メーカー、コンテンツプロバイダーなどを取材、幅広い媒体に原稿を執筆する。業界動向を記したビジネス書から、端末の解説書まで著書も多い。