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膨大な採用選考応募者を集めても「不幸」が増えるだけ

編集部
マイナビ合同会社説明会に向かう学生ら=2016年3月19日、竹内紀臣撮影
マイナビ合同会社説明会に向かう学生ら=2016年3月19日、竹内紀臣撮影

 大量の学生に情報を一括提供する就活サイトは、企業にとっては学歴や地域の壁を取っ払う重要ツールだ。だが、エントリーの段階で多数の応募者を集めるので、「不幸」も増やしてしまう。企業の人材採用を研究する「採用学」を提唱し、同名の書籍を今年5月に出版した横浜国立大大学院の服部泰宏准教授へのインタビュー3回目は、企業への「エントリー数」をどう考えればよいかを聞いた。

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長く経済分野を取材してきた川口雅浩・毎日新聞経済部前編集委員を編集長に、ベテラン・若手編集者が経済・社会の最新情勢を追います。
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