経済プレミア・トピックス

タイ王室後継者問題の裏側にタクシン派と軍部の対立

中村智彦・神戸国際大学教授
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プミポン国王の誕生日を祝うために設置された祭壇
プミポン国王の誕生日を祝うために設置された祭壇

タイ王室の後継者問題(2)

 病気療養中のプミポン国王(88)の容体が心配されているタイは、日系自動車メーカーの東南アジア戦略の拠点で、その他の製造業も多く進出する日本の重要なパートナー国である。一方、この数年、爆弾テロ事件や軍事クーデターなどの政治対立が起こっている。政治的対立の背景にはタイ王室の王位継承問題も絡んでいる。今回は、その経緯を探る。

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中村智彦

神戸国際大学教授

1964年、東京都生まれ。88年、上智大学文学部卒業。96年、名古屋大学大学院国際開発研究科博士課程修了。外資系航空会社、シンクタンクで勤務。大阪府立産業開発研究所、日本福祉大学経済学部助教授を経て、現職。専門は中小企業論と地域経済論。中小企業間のネットワーク構築や地域経済振興のプロジェクトに数多く参画し、TBS系「坂上&指原のつぶれない店」にも出演。