くらし20年後の暮らしとお金

余裕資金の運用は個人型の確定拠出年金で

塚崎公義 / 久留米大学商学部教授

サラリーマンと老後資金(5)

 万が一の出費に備えた資金は手元に置くとして、それ以上の資金を持つなら、税法上圧倒的に有利な個人型の「確定拠出年金」を活用しましょう。少額投資非課税制度(NISA)の利点を大幅に強化したような制度です。60歳まで引き出せない点は、デメリットに思えますが、意思の弱い人にとっては大きなメリットとも考えられるでしょう。

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塚崎公義

塚崎公義

久留米大学商学部教授

1981年、東京大学法学部卒、日本興業銀行(現みずほ銀行)入行。主に経済調査関係の仕事に従事した後、2005年に銀行を退職して久留米大学へ。「退職金貧乏 定年後の『お金』の話」「老後破産しないためのお金の教科書」「増補改訂 よくわかる日本経済入門」「世界でいちばんやさしくて役立つ経済の教科書」「なんだ、そうなのか! 経済入門」など著書多数。