街の文化漂う 秘蔵の宿

心に残る機能性 カンデオホテルズ上野公園

稲葉なおと・紀行作家、一級建築士
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素泊まり5400円(税込み)〜

 「カンデオホテルズ」といえば、ワンランク上のビジネスホテルとして知られる。ベッド(居住性)、バス(展望露天風呂付き大浴場)、ブレックファスト(海産物をメインにした60品目以上のビュッフェ朝食)の「3B」に力を入れたホテルとして、雑誌やテレビで何度も紹介された。

 だがここ数年は他にもユニークなビジネスホテルの新規開業が相次ぐ中で、先駆者は今、何を試みているのか。大浴場がない当ホテルでは、どのような魅力が付加されているのか。それが私の興味の対象だった。

 一泊してまず心に残ったのは、使い勝手がよいという印象だ。

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稲葉なおと

紀行作家、一級建築士

1959年、東京都生まれ。東京工業大学建築学科卒。400軒以上の名建築の宿を宿泊・取材。旅行記、小説、児童文学、写真集を発表している。現在も長編小説を雑誌「ダンスビュウ」に連載中。第10回JTB紀行文学大賞奨励賞受賞。主な著書に「匠たちの名旅館」など。近著に「モデルルームをじっくり見る人ほど『欠陥マンション』をつかみやすい」(小学館)。公式サイトでお勧めホテル、名建築の写真を多数公開中 http://www.naotoinaba.com (顔写真の撮影は寺崎誠三さん)