知ってトクするモバイルライフ

ボディーもCPUも高級化 格安スマホの新戦略

石野純也・ケータイジャーナリスト
  • 文字
  • 印刷

 格安スマホと呼ばれるMVNOで使うことを前提にしたSIMフリースマホの新製品が、続々と登場している。この分野の製品は2万円から3万円程度の価格が売れ筋で、機能的にも中程度のものが多かった。大手通信事業者の販売する端末のように割引がつかず、割賦が組めない販路もあるためで、値ごろ感のある製品がヒットしている市場となっている。

 ただ、今年の秋冬商戦は、その様相が変わってくるかもしれない。SIMフリースマホ各社が、高価格帯のハイエンドモデルを多数投入するからだ。メーカーとしても、高機能モデルは商品の特徴を出しやすく、他社と差別化できる。高い商品ほど収益への貢献も大きくなる。消費者が実際に買うかどうかは未知数だが、新たな取り組みとして注目が集まる。

この記事は有料記事です。

残り1680文字(全文2004文字)

石野純也

ケータイジャーナリスト

1978年、静岡県生まれ。慶応義塾大学総合政策学部卒。2001年、宝島社に入社。当時急速に利用者数を伸ばしていた携帯電話関連のムック編集に携わる。05年には独立してフリーランスのジャーナリスト/ライターに転身。通信事業者、携帯電話メーカー、コンテンツプロバイダーなどを取材、幅広い媒体に原稿を執筆する。業界動向を記したビジネス書から、端末の解説書まで著書も多い。