
都心マンション価格(3)
都心の不動産にはバブルのにおいがします。そう聞くと、1980年代後半から90年代初めまで国内で起きたバブルの崩壊で痛手を被った方は、悲劇の再来を予感するかもしれません。そこで今回は、当時のバブルとの違いについて考えてみましょう。
90年前後のバブルは土地の価格のバブルであり、「日本経済の将来が明るいから不動産価格も上がるはず」というものでした。当時、土地の適正価格は建物に比べてはるかに求めにくく、「正しい不動産価格」を計算して、それより低いから買う、といった投資ではありませんでした。
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