猫ブームの光と陰

「子猫300万円!?」ネコノミクス活況の裏にあるもの

駅義則・元時事通信記者
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哺乳びんでミルクを飲ませる=筆者撮影
哺乳びんでミルクを飲ませる=筆者撮影

 9月下旬、東京都内のペット店に入ってみた。「マンチカン 100万円」という文字に目がくぎ付けになった。マンチカンは足が短く、飼い猫として人気だ。とはいえ値段に驚いていると、店員が「300万円の子もいますよ」と寄ってきた。「売れたんですか」と尋ねると「風邪気味なので管理センターに行っています」とのことだった。

 空前の猫ブームと言われる。犬のように散歩の必要がなく、日本の狭い住宅でも飼いやすいことから「猫派」…

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駅義則

元時事通信記者

1965年、山口県生まれ。88年に時事通信社に入社。金融や電機・通信などの業界取材を担当した。2006年、米通信社ブルームバーグ・ニュースに移り、IT関連の記者・エディターなどを務めた。また、飼い主のいない猫の保護や不妊化にも携わっている。