
大手通信事業者経由で購入するのが一般的なiPhoneだが、買い方はほかにもある。アップル自身が、特定の通信事業者でしか使えない「SIMロック」のかかっていない「SIMフリーモデル」を販売しており、これを入手すれば、格安スマホなどと呼ばれるMVNOのネットワークとも組み合わせて利用できる。
iPhone 7、7 Plusも、これまでのiPhoneと同様、アップルストアでSIMフリーモデルを購入可能だ。通信事業者経由で買うときのような割引はつかないが、通信費の安いMVNOで使えば、2年間の総額では安くなるケースも多い。
たとえば、ドコモでiPhone 7の128ギガバイト(GB)を買うと、端末価格は8万7000円かかる。その際に、毎月の通信料に2150円の割引がつき、これを本体価格の割引と見なした際の「実質価格」は3万5400円になる。一方で、iPhone 7のSIMフリーモデルは、128GB版が8万3800円だが、通信に対する割引はつかない。ドコモより本体価格はやや割安だが、実質価格では大きな差が出ている。
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