海外特派員リポート

名門ミランを860億円で買収した中国のサッカー熱

赤間清広・毎日新聞経済部記者
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サッカー日本代表の本田圭佑選手。イタリアの「ACミラン」に所属している=2016年9月1日、長谷川直亮撮影
サッカー日本代表の本田圭佑選手。イタリアの「ACミラン」に所属している=2016年9月1日、長谷川直亮撮影

 日韓共催の2002年ワールドカップサッカーで母国ブラジルを優勝に導いたルイスフェリペ・スコラリ監督と、J1名古屋グランパスで選手、監督として活躍したドラガン・ストイコビッチ監督。2人の名将が各国の代表選手を率いて対決する−−。

 こんな空想のような世界が繰り広げられているのが、サッカーの中国スーパーリーグだ。

 ワールドカップに1度しか出場したことのない中国だが、国内で高まるサッカー人気と、ありあまるチャイナマネーが融合し、サッカー強豪国から有力な選手、指導者を買いあさる世界有数の「金満リーグ」となった。国際サッカー連盟(FIFA)によると、2015年、世界で最も国際移籍金が上昇したリーグだったという。

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赤間清広

毎日新聞経済部記者

 1974年、仙台市生まれ。宮城県の地元紙記者を経て2004年に毎日新聞社に入社。気仙沼通信部、仙台支局を経て06年から東京本社経済部。16年4月に中国総局(北京)特派員となり、20年秋に帰国。現在は霞が関を拠点に、面白い経済ニュースを発掘中。新著に「中国 異形のハイテク国家」(毎日新聞出版)