経済プレミア・トピックス

愛人に1億円を貢いだ元銀行員の“華麗な10年”

編集部
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元副支店長が逮捕された三井住友銀行大森支店=2016年10月12日、北山夏帆撮影
元副支店長が逮捕された三井住友銀行大森支店=2016年10月12日、北山夏帆撮影

 日本の3メガバンクの一角である三井住友銀行で、支店の幹部行員が外貨取引のシステムを悪用して11億円もの現金を銀行から不正に引き出し、だましとった事件が発覚した。同行ではこれだけ多額の金額がだましとられたのは初めて。この幹部行員はどんな手口で巨額の現金を奪ったのか。

 電子計算機使用詐欺容疑で警視庁に逮捕されたのは、同行の大森支店(東京都大田区)の元副支店長、南橋浩容疑者(54)。

 南橋容疑者は高校卒業後の1980年に平和相互銀行に入行し、86年同行の合併により、住友銀行(現・三井住友銀行)の行員となった。支店で入金や出金の事務を行う、銀行在籍37年目のベテラン行員だった。成城支店(世田谷区)のお客様サービス課長、自由が丘支店(目黒区)の支店サービス部長を経て、昨年10月に大森支店に異動し、今年4月に副支店長となった。

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編集部

長く経済分野を取材してきた川口雅浩・毎日新聞経済部前編集委員を編集長に、ベテラン・若手編集者が経済・社会の最新情勢を追います。
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