自動車不正リポート

「三菱自は変革が必要」鬼ゴーンが求める“筋肉経営”

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日産自動車のカルロス・ゴーン社長=2016年10月20日、森田剛史撮影
日産自動車のカルロス・ゴーン社長=2016年10月20日、森田剛史撮影

 日産自動車が三菱自動車への出資を完了した10月20日、日産のカルロス・ゴーン社長は2度にわたって東京都内で記者会見した。1回目は午後4時15分から、社長に留任する益子修・三菱自動車会長兼社長と2人で並んで会見した。2回目は午後6時から、日産の今回の提携の狙いについて、1人で会見の場に登場して説明した。1回目は三菱自動車が主催し、2回目は日産が主催する会見だった。

 ゴーン氏は1999年に、ルノー副社長として、経営難に陥っていた日産自動車に乗り込み、「コストカッター」のあだ名そのままに経営の合理化を進め、日産再建に成功した。現在はルノーの会長兼最高経営責任者(CEO)と、日産の社長兼CEOを務め、今度は三菱自動車の会長にも就任する。世界を代表する経営者だ。そのゴーン氏の経営手法や提携に対する考え方が2度の会見で見え隠れした。

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編集部

長く経済分野を取材してきた川口雅浩・毎日新聞経済部前編集委員を編集長に、ベテラン・若手編集者が経済・社会の最新情勢を追います。
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