MRJが世界を飛ぶ日

MRJ成功は日本航空機産業隆盛のカギ

編集部
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専用の格納庫前に駐機したMRJ=米西部モーゼスレークで竹地広憲撮影
専用の格納庫前に駐機したMRJ=米西部モーゼスレークで竹地広憲撮影

 MRJ(三菱リージョナルジェット)の開発が始まったのは2008年3月。当初の予定では、初飛行を11年末、納入を13年末としていた。国産初のジェット旅客機の開発、YS-11以来50年ぶりの旅客機の開発にしては、あまりに楽観的な見通しではないかと、当初からささやかれていた。

 航空機開発に遅れはつきものだ。経験豊な米ボーイングでもB787の納入は何度も延期された。ましてや経験不足の三菱航空機にとって、ある程度の遅れは仕方がないと親会社の三菱重工業も見ていたはずだ。

 だがその後、開発は遅れに遅れた。量産機納入は4回も延期となり、現在公表しているスケジュールは18年…

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長く経済分野を取材してきた川口雅浩・毎日新聞経済部前編集委員を編集長に、ベテラン・若手編集者が経済・社会の最新情勢を追います。
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