独最大のドイツ銀行がまさかの経営危機に
独最大のドイツ銀行がまさかの経営危機に

マネー・金融経済プレミア・トピックス

資本力欧州ワースト2位ドイツ銀ショックは来るのか

大槻奈那 / マネックス証券チーフ・アナリスト

 ドイツ銀行の経営危機が世界のマーケットを揺るがしている。ドイツ銀行の大きな問題は、資本が弱い点だ。銀行は貸し倒れをはじめ、業務上多くのリスクを負う。このため世界各国の銀行監督当局は、銀行に対して厚い自己資本を持つことを求めている。

 現在、世界の銀行監督当局の中心にすえているのが「普通株式等ティア1比率」と呼ばれる自己資本比率だ。株式などの資本を、融資などリスクの量で割って計算される。

 ドイツ銀行は、6月末で10.8%という数字になっていて、監督当局が求める最低比率9%は上回っている…

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大槻奈那

大槻奈那

マネックス証券チーフ・アナリスト

東京大学文学部卒業。ロンドン・ビジネス・スクールでMBA取得。スタンダード&プアーズ、UBS、メリルリンチ等の金融機関でリサーチ業務に従事、各種メディアのアナリスト・ランキングで高い評価を得てきた。2016年1月より現職。国内外の金融市場や海外の株式市場等を分析する。現在、名古屋商科大学経済学部教授を兼務。東京都公金管理運用アドバイザリーボード委員。

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