
年収がいくら高くても、その分の労働時間が長ければ長いほど、「時給」は低くなってしまいます。連載第1回「『従業員の時給1250円』コストコ賃金は世界標準」では、日本でも一般社員は、本質的には時給制であることを説明しました。
上場企業の年収ランキングなどのニュースでは、単純に年収額を順位付けしているケースが多くあります。しかし、企業ごとに労働条件が違う日本で、実際に賃金が高いかどうかを比較するのであれば、1時間当たりの金額、つまり「時給」で判断すべきです。
今回は、サラリーマンの平均的な時給について調べます。一般的なサラリーマンの平均なので、業界や職種の違いなどを反映しているわけではありません。あくまで、基本の数字として参考にしてください。
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