ニッポン金融ウラの裏

金融庁が銀行に公表を迫る「55のベンチマーク」とは

浪川攻・金融ジャーナリスト
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金融庁=2014年6月、根岸基弘撮影
金融庁=2014年6月、根岸基弘撮影

 企業の経営者は、経営上の課題を抱えたときに、親身になって一緒に考えてくれる頼りがいのある金融機関を必要とする。だが、「どの金融機関が一番頼りがいがある、優れた金融機関なのか」は外からは分かりにくい。

 そこで、金融庁は9月に「金融仲介機能のベンチマーク」という新しい考え方を公表した。金融機関に対して、自分のやっている仕事を「55項目の基準」で自己評価し、公表しなさい、というものである。ベンチマークとは、「基準」や「指標」といった意味だ。

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浪川攻

金融ジャーナリスト

1955年、東京都生まれ。上智大学卒業後、電機メーカーを経て、金融専門誌、証券業界紙、月刊誌で記者として活躍。東洋経済新報社の契約記者を経て、2016年4月、フリーに。「金融自壊」(東洋経済新報社)など著書多数。